アクション!
(抜粋して一部を翻訳)
Action!
New Internationalist No.406
November 2007 p18-19

ウラン兵器禁止を求める国際連合
International Coalition to Ban Uranium Weapons (ICBUW)


世界の80以上の団体が参加するICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)は、あいまいな表現のない明確な国際条約の制定を求めてキャンペーンを行っている。目指している国際条約は、ウラン兵器の禁止だけでなく、戦闘場所となって汚染された地域の浄化と、被害者への補償をも定めるものである。ICBUWは禁止条約の草案について多くの団体と個人に知ってもらうために、地雷禁止国際キャンペーンの成功例を参考にしている。ICBUW参加団体は各国政府への働きかけを行い、ICBUW自身は欧州議会や国連などの国家間または国際的な組織に対する働きかけを担当する。

またICBUWは、劣化ウランに関する信頼できる情報の収集や、劣化ウランの影響に関する独立した調査研究に対する支援も行っている。バスラ疫学調査は、イラク南部のバスラ周辺でのがんの流行の規模を、数値データで把握しようとする初の試みである。Iraqi Children’s Tooth Projectは、イラクの子どもたちの乳歯に含まれるウラン同位体の量を測定し、イラン全土での劣化ウラン汚染の広がりを調査するプロジェクトである。

ICBUWのさまざまなメンバー団体については次のウェブサイトを参照のこと。
www.bandepleteduranium.org/en/i/10.html


ソルジャーズ・セイ・ノー!
Soldiers say NO
!

劣化ウラン兵器の有害な影響が明らかになり、多くの兵士はそれに近づくことをためらうようになった。ヨーロッパ軍人組織連合(EUROMIL)は、劣化ウラン兵器完全禁止に向けてさらに踏み込んだ見解を示した。EUROMILは、22カ国の34の軍人組織の50万人近くのメンバーによって構成されている。

「EUROMILは、劣化ウラン兵器が使用された地域で任務に就いていた兵士に関しては、健康に対する影響が長期間にわたる可能性があることを認める。そのような影響を防ぐために政府は、劣化ウラン兵器の使用によって汚染された地域で任務を行う部隊の安全と防護を保証する対策の実施を、確実なものとすべきである……。またEUROMILは、劣化ウラン兵器が使用された地域に住む住民の健康に対する長期的な影響についても認めている……。従ってEUROMILは、各国における劣化ウラン兵器の禁止と、世界の他の国々に対しても劣化ウラン兵器を廃止するよう働きかけることを各国政府に対して強く求める」




 


戻る