空の旅を減らすための10の方法 Ten steps to reduce flying
New Internationalist No.409
March 2008 p10-11


飛行機旅行が大好きで、地球環境の破壊につながる空の旅という行為をやめられないという人は、ぜひこのページを読んでほしい。あなたにできること(またはやめるべきこと)はいろいろとある。さあ、簡単なことから始めよう。

週末の小旅行と「都会のバカンス」をやめよう

最近特にヨーロッパでは、マドリッド、プラハ、バルト海沿岸諸国の都市で週末を過ごすという低価格の新しい形の旅が増えている。飛行機の燃料消費は水平飛行時よりも離着陸時の方が大きいことを考えると、短距離便を使用するこの種の旅行は環境に非常に良くない。かつて長期の休みといえば、せいぜい夏の2週間の休みくらいであったが、最近では春の週末に旅行に出かけたり、冬にスキー休暇をとる人もいる。さらには、独身男性が集まって行っていた夜通し騒ぐようなパーティーが、最近では海外の歓楽街へ出かけてはめを外す旅行に変わってきている。

空港の拡張に反対しよう

渋滞解消を目的として道路を拡張しても、そこにはより多くの自動車が集まってきてしまうだけだ。空港の拡張も同じ結果を招く。私たちは、飛行機の需要があるからといって、それを満たすだけの滑走路を造らないよう本気で制限していく必要がある。地域の空港の拡張が許されないため、飛行機が満席で他の交通手段を使うことを余儀なくされて移動に時間がかかるようになるかもしれない。しかし、より大きな視点で全体的な影響を考えてみれば、そんな時間も大したものではない。

「オフセット(相殺)」はしない

カーボン・オフセットで排出量を相殺するのではなく、飛行機の利用自体を削減しよう。カーボン・オフセット(炭素排出量の相殺)のプロジェクトには怪しいものも多い。中には、北の国の人々が技術の恩恵を最大限に受ける一方で、マジョリティー・ワールド(世界の過半数の人々が住む南の国々)の人々には我慢を強いるようなものもある。オフセットは、気候変動の兆候を前にしてもその対策に乗り気でない旅行業界の便利な逃げ道となっていることが多い。もしもオフセットのオプションを申し込む場合は、企業がそのカネをどう使っているのかしっかりと聞いて確認しよう。また、オフセットを申し込んだからと言って、気候変動解決に取り組む責任がそれで終わってしまうわけではない。また、自分の生活の中で二酸化炭素排出量を減らす努力も怠ってはならない。


・・・・・・ 続きはNI(英語版)誌上でご覧ください。

二酸化炭素排出量の各種データと資料は、NIジャパン97号をご覧下さい。


 


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