私達の大胆な行動を
    どうか許してください
 
Please excuse us very much for daring...
(New Internationalist No.350
October 2002 p13)

ヨーロッパの指導的立場にある皆さん。私達は、皆さんの連帯感と寛大な心に訴えます。どうかアフリカへ支援の手を差し伸べてください。もしも私達が犠牲となって自らの命を落としていたなら、それは、私達のアフリカでの苦しみがあまりにも大きく、貧困と戦争に立ち向かっていくためにみなさんの助けが必要だからです。どうか、大胆にもこんな手紙を書いた私達をお許しください。


この手紙は、ギニアから来たヤギュン・コイタ(15歳)とフォードュ・トユンカラ(16歳)が持っていたものです。この二人は、1999年8月、ブリュッセルに着陸した飛行機の着陸装置の中で死亡しているのが発見されました。

<貧困の事実>
現在、アフリカでの一人当たりの所得は、国際通貨基金(IMF)の「構造調整」プログラムが始まった20年前より低くなった。サハラ砂漠以南に住むほとんどの人々は、貧困ライン以下の生活を強いられている。1995年と1998年を比べると、31の国で平均寿命が短くなっている。そして、この大陸は借金を抱え込んでいる。毎年140億ドル(1日4千万ドル)を債務返済に費やすが、127億ドルの援助を受けているに過ぎない。1999年には対外債務は319億ドルに達し、それは国内総生産の59%にもあたる。

<戦争の事実>
世界で最も戦争によって踏みにじられた地域がアフリカである。2000年には、少なくとも15の大規模な武力衝突が起こった。1989年から1998年の間に米国は、2億2,700万ドル分の武器とトレーニングをアフリカの軍隊に対して行った。このうち1億1,1000万ドルは、コンゴ民主共和国、ルワンダ、アンゴラ、ブルンジ、チャド、スーダン、ウガンダ、ジンバブエといった戦争を行っている国々に渡った。武器は、米国、ロシア、フランス、英国、ドイツによってそのほとんどが販売されており、2000年の販売総額のうち、66%にあたる武器を購入している国々は、債務のある開発途上国である。

出典:
Jubilee Debt Campaign Factsheet 4, July 2002 www.jubileedebtcampaign.org.uk
New Internationlist 326, Africa United, August 2000 www.newint.org
The No-Nonsense Guide to The Arms Trade by Gideon Burrows, NI/Verso/BTL, 2002



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